他に一人も客がいないにもかかわらず10分近く誰も僕の食券をちぎりに来なかったので、小声で「ぼくはここにいるよ」と呟いてみたら無力感で少し泣けた。まさか朝飯前に実存を問われようとは。 昼のあわただしさは僕の頭から言葉やら酸素やらを次々奪っていき…
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