2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

おわりとはじまり

小屋入り日。まだ生きてます。そして、生きてゆける目処も立ちそうです。ひとまずは小道具地獄から奇跡の生還。 今まで小道具やっててこっぴどく感謝される*1たびに「そこまで大した事してないのになあ」などと思っていたのですが、今回あまりにも手が足りな…

胃痛クライマックス

小屋入り三日前にして最大の難関をどうにかクリアした数時間後、今までくぐり抜けてきた修羅場(だと思っていたもの)が霞んで見えるほどのレッドゾーンに不時着する。 これを乗り越えさえすれば必ず(何かはわからないが)何かがレベルアップすると信じたい…

支離滅裂へのチキンレース

ワワフラミンゴ 「この島の話」 作・演出:カップソバ*1 @阿佐ヶ谷アートスペースプロット いい意味で、と最初に断っておきます。 こんな中身のない芝居、見たことない。 中身がないと言っても、作りこまれていないわけじゃなく、高速回転する遠心分離機の…

突き破っても突き破っても黒い壁

ネタバレできないので切れ端の写真でお茶を濁す。 打ち合わせれば打ち合わせたぶんだけ立ちはだかる諸問題。ひとつひとつの規模はそう大きくないものの、ひとつ解決する間にふたつ新たな不安の種が飛び出してくる高難易度のもぐらたたき、どう攻略したものか…

こんな会社で働きたい

イデビアン・クルー 「政治的」 振付:井手茂太 @吉祥寺シアター

博愛の名のもとに

劇26.25団 「博愛」 作・演出:杉田鮎味 @王子小劇場 劇団○○とか××劇団というのは数あれど、そんなふうに挟んじゃった人達を僕は他に知らない。しかも挟まれた単語もなんだかよくわからない。この劇団名を知って以来ずっと観たい観たいと思っていた*1のです…

職業病(末期症状)

公園の遊具がビニールテープにしか見えない。

ジェネレーションどころじゃないギャップ

小道具第一次〆切到来。 今回、小道具に関して必要以上の綿密な時代考証はむしろ逆効果になるのでは、とかなんとか不肖ツジモト考えました。なぜならハイブリッド渾沌がやろうとしている芝居の核は当然「わたしたち古墳時代について頑張って調べました、とい…

アンチハイテクノロジー

古代演劇はむずかしい。 かつては歴史研究部なんていう部活に所属していた(奈良県なので、巷で人気の「歴史といえば」な戦国時代や江戸時代には脇目もふらず寺社仏閣古墳巡りがメイン)僕の頭の中からは当時の記憶が薄れて久しく、いちいち文献にあたらなき…

一秒前は闇

少年王者舘 「シフォン」 作:虎馬鯨/演出:天野天街 @下北沢ザ・スズナリ こういう言い方すると問題ありそうだけど、とか言いながらも結局言っちゃうんだけど、少年王者舘において脚本はあんまり意味がない。これはダンスやインスタレーションじゃないで…