ハイブリッド渾沌「ヨバヒ」

いつの日か、喉元過ぎるまで

無事終了いたしました、と、いつものように書こうとして「無事」の定義を少し考える。 もっと精神的余裕があればよかった、というのが偽らざる感想ですが、本番3日前に剣が真っ二つに折れるというスーパーアクシデントの前ではそんな幻想を抱く暇さえなかっ…

おわりとはじまり

小屋入り日。まだ生きてます。そして、生きてゆける目処も立ちそうです。ひとまずは小道具地獄から奇跡の生還。 今まで小道具やっててこっぴどく感謝される*1たびに「そこまで大した事してないのになあ」などと思っていたのですが、今回あまりにも手が足りな…

胃痛クライマックス

小屋入り三日前にして最大の難関をどうにかクリアした数時間後、今までくぐり抜けてきた修羅場(だと思っていたもの)が霞んで見えるほどのレッドゾーンに不時着する。 これを乗り越えさえすれば必ず(何かはわからないが)何かがレベルアップすると信じたい…

突き破っても突き破っても黒い壁

ネタバレできないので切れ端の写真でお茶を濁す。 打ち合わせれば打ち合わせたぶんだけ立ちはだかる諸問題。ひとつひとつの規模はそう大きくないものの、ひとつ解決する間にふたつ新たな不安の種が飛び出してくる高難易度のもぐらたたき、どう攻略したものか…

ジェネレーションどころじゃないギャップ

小道具第一次〆切到来。 今回、小道具に関して必要以上の綿密な時代考証はむしろ逆効果になるのでは、とかなんとか不肖ツジモト考えました。なぜならハイブリッド渾沌がやろうとしている芝居の核は当然「わたしたち古墳時代について頑張って調べました、とい…

アンチハイテクノロジー

古代演劇はむずかしい。 かつては歴史研究部なんていう部活に所属していた(奈良県なので、巷で人気の「歴史といえば」な戦国時代や江戸時代には脇目もふらず寺社仏閣古墳巡りがメイン)僕の頭の中からは当時の記憶が薄れて久しく、いちいち文献にあたらなき…

正気の沙汰

足かけ三ヶ月にわたる間髪入れずの稽古場訪問第三弾、(現時点での)ラストを飾るハイブリッド渾沌へと合流。 今日はダンス特訓の日だったらしく、残念ながら本編稽古は見れず。ずいぶん前にもした打ち合わせの内容をすっかり忘れ、まるっきり同じ質問をした…

イメージ戦略

新宿にて、ずいぶん先、9月末の公演について打ち合わせる。 これまた初参加の劇団なんですが、4ヶ月も前に(僕のスケジュール調整で待ってもらっていたので実際に話をもらったのは3月ごろ)何を打ち合わせることが、と正直少しだけ思ってました。企画書・…