2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

しあわせは阿佐ヶ谷にあり

吉田氏との最初の出会いは小指侍の稽古場でした。人見知りの僕は同じく人見知りの人をすぐに見抜ける目を持っているのですが、吉田氏はただの人見知りじゃありません。 「やたら演技に味のある人見知り」でした。 それから数か月。4月25日の吉田氏のブログ…

架空のひと

昨夜はよく眠れなかった。というのも、夜11時ごろに大学時代の友人から電話がかかってきて、元気にしてるかとか、ゴールデンウィークは帰ってくるのかとか。そこまでは普通の会話だったのに、突然「じゃあ自己アピールを」という。何それ? 話を聞けば、同じ…

余白が怖い

アトモスフィア (2) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)作者: 西島大介出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/04/01メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 37回この商品を含むブログ (131件) を見る 本人も認めているとおり「シベリア少女鉄道の西島大介的…

メタアイテム

今日は小道具で作る小道具について打ち合わせる。なんで2回言うんだとお思いでしょうが、まさしく小道具で作る小道具なんだから仕方ない。つまりですね…いや、ここで説明しても仕方ない。見てくださればきっとそこには『小道具』としか呼べないものが出てく…

Come on 安眠

危婦人プレイベント『蘭浜子歌謡ショー』終了です。急ピッチで仕上げたカブリモノが目の前で大破、ということもなく無事披露でき、ようやく肩の荷が降りた感じ。ひと休みしたらまた担ぎなおすことになる肩の荷ですが、昨日までよりは少しは軽くなっているこ…

秋が私で冬は夕方

少年王者舘 夕沈ダンス「アジサイ光線」 構成・演出:天野天街/振付:夕沈+アジサイダンス部 @池袋シアターグリーン・小劇場 少年王者舘の番外公演、というよりは、演劇の魔術師・天野天街の最新作。手品師でも奇術師でもなく、魔術師。と呼ぶのが一番し…

うっかりさんとタイムリミット

小道具作業が追い上げにかかってきて、いよいよ部屋の中がものすごいことになっています。ただの「だらしない人」ごときには到底ここまで散らかせまい。ましてや自慢することではない。 当初の計画では難なく完成する運びだった22日披露予定の小道具、先週の…

鉄骨のタカラヅカ

蛍細工 第3回公演「ズタズタ嬢/適齢期のムスメ、AYAKA」 作・演出:クレハ @高円寺明石スタジオ 12時半過ぎに劇場到着。舞台監督さんがロビーで煙草吸ってることに若干の違和感を覚えつつも恐る恐る尋ねてみる。 「もう開場してます?」 「1時から受付だ…

時間はゆっくり過ぎていきます

トリのマーク(通称)「ルシル・ライン」 台詞・演出:山中正哉 @下北沢ザ・スズナリ

つるんと夢のなか

蜻蛉玉 第11回公演『マトリョーシカの鞦韆(ふらここ)』 作・演出:島林愛 @プーク人形劇場 アルミの月が出てました。 月とマトリョーシカと、猫と水漏れと、それからアパートの住人が次々と、兎。ストーリーを人に説明しようとしても、うまくまとまらない…

半球に魅せられて

朝から紙を、切った貼ったの大立ち回り。 本番は5月ですが、今作ってる小道具は22日開催の危婦人イベントで披露する予定なんだとか。「間に合わなかったら別にいいよ」とは言われたものの、「じゃあ間に合わないので別にいい方向でお願いします」だなんて僕…

手ぶら恐怖症

今回の小道具は厄介な大物なんですが、そのかわり作らなきゃならない物量は少なく、いつもみたいに何度も何度も自宅と職場とハンズと稽古場を行ったり来たりしなくてもいいのは助かるものの、どうも荷物を手にしてないと不安になる。いつもなら小道具製作期…

打ち合わせ(番外編)

急遽、というか何というか、蛍細工の美術・小道具に口をはさむことに。口をはさむだけで手出しはしない(スケジュール的にできない)んですが。まあ、蛍細工はもともと見に行くつもりだったので、より面白い作品が見られるようになるのならと快諾したのでし…

驚きの第一歩

6月に小道具で参加する、くねくねしの花見会に誘われ代々木公園へ。 仕事が終わってから急いで駆けつけるも、道に迷ってなかなか合流できず到着後15分で撤収でした。が、その短い時間にすごく、すごく光栄なある事実を知り俄然モチベーションが上がる。ちょ…