打ち合わせ(番外編)

 急遽、というか何というか、蛍細工の美術・小道具に口をはさむことに。口をはさむだけで手出しはしない(スケジュール的にできない)んですが。まあ、蛍細工はもともと見に行くつもりだったので、より面白い作品が見られるようになるのならと快諾したのでした。いくつか思いつくままにアイデアを提供。あんな突貫アドバイスで役に立ったんだろうか。
 それにしてもなぜ僕に?という疑問はあります。もっとすごい技術やノウハウ持ってる人なんて山ほどいるだろうにと。さすがにいつまでも駆け出し気取りの言い訳は通用しないとしても、近ごろ周囲の期待と自分の実力の差がどんどんと開いてゆく*1感覚にときおり襲われる。でもこうやって悩んでるときのほうが精神のバランスは安定していたりもするのです(M)。天狗にだけは絶対なりたくないんで。

*1:たとえるなら中央線と西武新宿線みたいな。最初は新宿と西武新宿くらいの距離だったのに、たぶん今ごろは吉祥寺と武蔵関くらい離れてます。もうすぐ歩いて行き来できる距離じゃなくなります。