2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Right Here, Right Now, Open Yr Eyes!!

ぬいぐるみハンターが終わった舌の根も乾かぬどころか未だ終わってもいないうちに、こゆび侍『網膜火傷』公開通し稽古に参加。初演の核心部は残しつつシンプルに削ぎ落とされた脚本は、よくよく考えてみればリーディングに最適な構造した話だったことに遅ま…

ジタバタ讃歌

ゲネプロ以来、客席に人が入った状態でようやく今回の「モグラの性態」を観る。はっちゃけて跳ねて弾け飛んで、ふくらましてる途中で手を放された風船のような舞台。 やっぱり僕は客席にいるのが好きなんだなあと今更ながら思うのです。自分たちが面白いと思…

百花繚乱お礼参り

花ざかりのオレたちです。 「三五大切」 原案:鶴屋南北『盟三五大切』/脚本・演出:山本卓卓(範宙遊泳) @早稲田どらま館 桜美林・早稲田・青山学院・明治・日芸の5大学から集まった87〜88年生まれの『もうすぐ学生ではなくなる学生たち』が『最後にし…

やぶれてかぶれてパーティーチューン

小屋入りしてます、ぬいぐるみハンター。キョーレツな舞台美術が組み上がり、モーレツな場当たりとゲネプロを経て、ひどく湿度の高い世界観がついに全貌を現そうとしています。 この作品は再演ということで僕は初演を観ていないのですが、生物学的にありえな…

ぼくは政経ができない

言ってみるもんだ、のご縁により、小屋入り前日のこの日に次の次の仕事の打ち合わせ。お話自体はずいぶんと前にいただいていたのですが、なかなか予定が合わず、ここにくるまで長かった。もう一生会えないのかと諦めかけた日もあった。待ち合わせの極意とは…

狂ってるは最高の誉め言葉

小道具ぞろぞろ持ってぬいぐるみハンター稽古場へ。持ち歩くのに躊躇する品物ばかりですが特に、台本上に何の縛りも存在しない、完全に僕の「面白さ基準」に委ねられた物体。深夜3時台の思いつきが導くままに作り進めた結果、なんかへんなのできちゃいまし…

タイトルに絶対の自信

ベイビ?!キミのビートルズはボク!!!アーティスト: 住所不定無職出版社/メーカー: ハヤシライス発売日: 2010/03/05メディア: CD購入: 4人 クリック: 203回この商品を含むブログ (24件) を見る たまたま試聴機のヘッドホンが故障していたのか、スピーカーを布…

殺し文句の一つや二つ

まだ3月なのに「2010年はいい年だった」と結論づけたくなるようなお話を複数、ここ最近立て続けにいただいてます。なかでも昨日かかってきた一本の電話に、あやうくハンズの踊り場で小躍りしそうになる。きわめて変則的なオファーなので即答はできなかった…

少年地団駄

ぬいぐるみハンター『モグラの性態』稽古場へ初訪問。一人を除いて全員はじめましての出演者たちに、持ち前の人見知りを遺憾なく発揮。あがりすぎて土足で部屋にあがりかけてしまった。そんなアメリカンな稽古場じゃなかった。 台本読んだ限りでは嘘つきバー…

粒子が目にしみる

そのたばこ、でか過ぎません? と、それはともかく晴れ間とともに襲来した花粉症で鼻呼吸もままならぬ酸欠気味の日々を過ごしています。毎朝口の中に大量のあぶらとり紙をクシャクシャに丸めて突っ込まれたみたいな喉の渇きで目が覚める。外に出れば花粉、家…

一寸の虫には一寸の魂

電車は平気で3駅以上乗り過ごす(ひどい時は大江戸線と間違えて総武線に乗っていた)、傘は1日で3回も買い直す(2本は電車に忘れ1本は風で壊れた)、惣菜売場の低い天井へ吸い寄せられるように頭をぶつける、と散々フラフラヘトヘトな僕が集中力を取り…

虫眼鏡の向こう側

『昆虫大戦争』劇場入りしました。いつも劇場入りすると疲弊しきった身体にも不思議な力がみなぎり、どう考えても不可能に思えた量の残務さえ奇跡的にこなせたりするのですが、そうでなくとも今回の仕込みはいつになくスムーズに進みます。 昆虫をモチーフに…

2の月は釣瓶落し

とても残酷な事に、2月は1月より3日も早く終わりを迎えます。だから本番まではあと3日しかないのですが、まだ3日あるという見方もあります。昼間の気温がぐんぐん上がってゆく中で僕は、閉め切った部屋に暖房をがんがん効かせて加湿器もOFFにして半…