2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

たとえばこんな、ダンシング

雷雨の中、稽古場へ。初めて今回の稽古を見る。たっぷり長尺のダンスシーンを見ながら、ああそうだったベターポーヅってこんなだったと思い出し、ただただ物理的に、蛇口をひねられたみたいに目許が潤む。と同時に、ただただ物理的に、テグスで持ち上げられ…

まだ何も言えぬ

遅まきながら、ようやくベターポーヅの稽古場へ。 そして早速、稽古も見ずに別室で小道具作業など。 稽古を見て台本を読んでいてもワケガワカラナイ小道具が次々に出てくるのがベタポの醍醐味のひとつですが、稽古を見ず台本も読まずで作りはじめる小道具は…

みつけてくれてありがとう

でかい蜂がいるなと思って、首が取れるほど大きく上半身をスイングさせて避けたらトンボだった。スイングした拍子に背骨が木魚みたいな音で鳴った夏、まだ七月。 みなさん夏バテなどしていませんか。僕の夏バテはまだ始まったばかりです。これから三連続の小…

sekai ni touch

近所の公園にて、「世界にタッチ!世界にタッチ!」と叫ぶ子供を目撃。 言いながら手足を振り回すその仕草は出来損ないのダンスみたいで、「世界にタッチ」という無闇にカッコいいフレーズとのミスマッチ感が余計に僕をとらえて離さないのでした。やめなさい…

いのちがけの暗闇にて

初対面の相手が多い(前回比)、こゆび侍の稽古場へ。さすがにもうそろそろ緊張しないで稽古場入りできるようになりたいなとは思うけど、やはり最初の訪問時は深呼吸の一回でもしないとドアひとつ開けられない。心拍あがる。腕も震える。首と背骨が痛む(そ…

7/7/ギブ/テイク

そういえば、もうすぐ七夕なのでした。七夕といえば笹の葉、短冊、願い事、ですが、ちょっと待ってください。それを叶えるのは誰? 元はといえば、七夕は織姫と彦星が出会える日。しかし、彼らに願い事をするのはお門違いというもので。なぜなら二人は自分達…

個性派×10+1(医者)

はなとゆめ 「はなとゆめ」 作・演出:津久井亜以 @阿佐ヶ谷アートスペースプロット 突然ですが、役者が有名か無名か、というのは単なる現状でしかないわけです。だから、役者の知名度は役者の優劣とは一切関係がない。全員が用意のドンで同時に産まれて同…