8月公演・顔合わせ

 いよいよベターポーヅが始動しました。つまり、ようやく「稽古場の借りてきた猫日誌」というタイトルが意味のあるものになったわけです。
 しかし、かれこれ三ヶ月ほど「稽古場」という場から離れて暮らしていたうえに、今回はプロデュース公演なので初めて会う人がいっぱい。もはや僕は借りてきた猫どころか、貝だってもうちょっと喋るだろう、ってくらいに隅のほうでただジッとなりゆきを見守っていたのでした。
 今日の段階で見られたのはほんの一部分でしたが、これだけでも相当いいものができる予感。というか、本番は三ヵ月後なわけですから、ここからどんどん発展していくわけで、現時点でコレってことは本番のころにはドレがドウなっているのやら。思わずニヤついてしまいながら稽古を眺めておりました。そして気付いたのです、あぁコレはまだ客席からベタポを見ていたときと同じニヤニヤだ、と。今度は何が飛びだすのか、今度は何を作るのか。高まる期待と小道具作りたい欲。もうなんでも作ってやるよ、かかってこいよ、という気分です。