コミュニケーション水位上昇

 金曜恒例となりつつあるクロム訪問。稽古場に入るとハムスターがいました。正確に言えばハムスターっぽい人。いや、でもあれは絶対、本物以上にハムスターだった。なにしろ何回見ても笑えるのがすごい。本物のハムスターを何回見たって、あんなに笑えないですから。それ以前にハムスターは笑うもんじゃないですから。
 それにしても、ここ(クロム稽古場)の居心地の良さはなんなんだろう。まるで10年近く一緒に活動しているかのような錯覚を起こしかけています。たぶん東京で臆することなく関西弁が使用できる環境(べつに普段も抑圧されてるわけじゃないのだけど)なのが功を奏しているせいだとは思うんですが、稽古帰りに方言の話題が出て、敬語を使ってると関西弁が出ないという意見に対し「それ、わかります!」と言ったそのイントネーションが完全に関西弁だったのは気のせいじゃないはずですねん。
 しかし、みんながみんな僕のこと年上だと思っていたのが発覚したときは軽い眩暈がしました。そんなにか。そんなに僕の見た目と態度は、そうなのか。