人間と100円はどっちが偉い?

 『炭酸水とミルクの音楽』の、100円楽器の世界に読み浸る。肩まで浸かる。
 さほど楽器には明るくない僕ですが、アイデア発想の鉄則『製品を物体として扱え』*1を自分がどれだけ徹底していなかったかを思い知らされる。目からウロコどころか、サカナが丸ごと一匹ずるりと落ちました。なかでもラジオテルミンと枡カリンバ、おたまチェロあたりは早速試してみたいところ。サーキットベンディングも面白そう。

*1:これは○○用品だから○○するためのものだ、という先入観を捨てること。そうすることで見えてくる新用途・新世界があるのです(たぶん)。このあたりのことは僕が小道具の聖典と仰ぐ『100yenグッズインテリア改造―男の基本 (Gakken mook)』に詳しい、けどまあ最終的にはセンスの問題。