お手柔らかにって言ったのに

 予想通りというか何というか、物理的にトテツモナイ追加発注舞い込む年の瀬。『〇〇が〇〇するようにしてほしい』って、それはさすがに無理ですよね、ってネタバレしないように伏せ字にしたら誰の同意も得られない。将軍の吹っかける難題をとんちで切り抜けねばならない小僧の気分。
 しかし、そんな悩みも照明様がなんとかしてくださるということで、ひとまずプランは小道具から照明サイドへお預け。もしもそれが駄目だったら改めて小道具扱いでお願いしますと言われ、とりあえず胸を撫でおろした一瞬あと、余計に高くなってしまっているハードルの存在に気づく。仇討ちの相手が刀を取りに一旦家へ帰ったのを律儀に待ってる武士の気分。