頭は割と悪いほうだ

properties2007-03-31


 僕の辞書から『熟睡』という文字が削られ、かわりにすべての単語に『筋肉痛の項を見よ』と書き足されつつあるような、そんな隙間のない日々。どうでもいいけど辞書の命令口調は時折カチンとくる。『見よ』って言い方はないじゃないか。言われなくても見るよ。
 違う違う。そんな話がしたいんじゃなくて。昨夜あるいは今朝、4時までかけて作った小道具群を危婦人楢原班へと持参。この班には僕の小道具過去作品からも2、3点客演します。が、一瞬しか出てきませんので見逃さないでいただきたい。
 ひさびさに顔を出した米山班も完本済み。まあそりゃそうだよって時期ではあるのですが、不意に「小道具ひらめいちゃう」タイプの脚本家からは決定稿受けとるまで安堵はできないもので。話自体は大トリにふさわしい良品となっています。
 それはそうと、あまり寝てないせいか日常茶飯事の判断力に著しく支障をきたす。駅から稽古場まで北に徒歩7分の道を南へ進んでいたり、もらった台本をそのままテーブルに忘れて帰りそうになったり、朝から何も食べてないと気付いたのが午後6時過ぎだったり。ただ、なんといっても稽古前、家を出るとき鍵を閉めようとして財布から100円玉を取り出したのには我ながら茫然とした。うちはコインロッカーか。