偶然を装って彼女は窓際へ
- ワワフラミンゴ 「息つくとき」
- 作・演出:鳥山フキ
@下北沢3rd stone cafe
カフェでワンドリンク付で上演時間40分弱。演劇を観に行く、ということがどんなに敷居の低い普通の行為であるか教えてくれる「お相席会話劇」の、ひとつの到達点を見た気がします。
多少の突拍子もなさこそあれ、ああいう会話はカフェに行ったり電車やバスに乗ってれば聞こえてくるし、それは演劇的に作り込まれたりクライマックスがあったりはしない誰かの日常の地続きでしかないわけですが、その地続き加減たるや、もういっそ普通のカフェでゲリラ的に公演やったら誰も気がつかないんじゃないかってほどの完成度。