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不動産関係の仕事へと向かう通勤電車の中で笙野頼子の『居場所もなかった』を読むのは非常に精神衛生上よろしくない食い合わせである、ということに気付いた時すでに遅し127ページ目。
昼休みに外を歩いていたら偶然にも十貫坂上のバス停*1を発見し、なんとも懐かしい気分になると同時に、こんな地名だけで面白がれるの自分だけだろうな、とか思う。まだ我が家の壁際にありますよ十貫坂上。まだ光りますよ十貫坂上。
あと、ブログそろそろ更新しなくちゃ死亡説とか流れるんじゃないか、という自意識過剰な強迫観念。たかだか一週間空いただけなのに。
そんなんで今日もどうにか生きて、ペテカン観劇までたどり着く。
- ペテカン「いけないもうこんな時間だ行かなくちゃ」
- 作・演出:本田誠人
@新宿シアタートップス
初ペテカン。満員でした。出演者も人数多し。
僕には妻も子供も弟もいないけど、それ以外の部分であまりにも自分と重なるところが多すぎて、なんだか身につまされる感じでした。ああこういうこと考えてるの自分だけじゃなかったんだ、という安心感とともに、自分が「さえないおじさん」としての標準を満たしている、ということに深々と納得してしまう当年とって25歳。