取材旅行

 文字通り、素「材」を「取」りに新木場まで旅立つ。ひさびさに降り立った東京駅の広さと、京葉線ホームまでの距離の遠さ。車窓から見えた海の一部と夢の島
 何を「取材」してきたかは本番までの秘密です。まだ100%これを使うと決まったわけじゃないし。ただ、取引先は非常に親切でした。ネットでしらみつぶしに当たった業者のうちの一つだったのだけど、芸術系用途にも比較的理解ある企業のようで、まずはそこに安堵する。こうして小道具手配の手数が増えてゆく。ついでに僕の人見知りも徐々に快方へと向かってゆく。一種のリハビリだと思うことにしよう。