哀しい紙吹雪

  • 発注されていた『この世には確実に存在するけど探すことができないもの』の試作品を持って早稲田の劇研アトリエ隣接テントへ赴く。入口付近で台本を角材で叩いていた(何故?)萩原氏に案内され、踏み入れたテント内は猛烈に暑かった。犬串メンバーに説明しながら頷くたびに頭から汗が眼鏡に落ちてきて、泣いてもいないのに目の前が滲む。
  • とくに今回は一点決め打ちの特殊小道具担当なので、OKが出た瞬間に感じる肩の荷下りた感もひとしお。噂では板付きで出ずっぱりらしいし、時すでに本番14日前だしで内心ヒヤヒヤしてたのです。とはいえ、今日出たOKは大ざっぱな意味でのOK。これから10ステージぶんの小道具量産地獄が待ってるので、水飲み休憩が終わったら再び肩の荷を背負う。