危婦人「江波戸さんちのにぎやかなひなまつり」

隠し味は意地

これまでのあらすじ:【観終わった人の印象に最も残るであろう小道具を作ったのが自分じゃないという事実を前に己の無力さを思い知るとともに、意外と嫉妬深い我が性格も思い知った僕。くやしくてくやしくてポカリスエットを浴びるほど飲んだ夜もありました…

その名は喜劇

何度か一緒にやっている劇団だと、だんだん小道具の傾向ってやつが分かってくる。といっても何が登場するかが前もって分かるわけではなく。いや、そうだったらどんなに良いか、とは考えます。大体のアタリをつけて小道具を作り終えてから稽古場に現れ、その…

憎しみは何も産まないが、悔しさはバネしか産まない

毎度のことながら小道具持って稽古場へ。いつもなら『買うもの』と『作るもの』に振り分けされている危婦人の小道具班ですが、今回『作るもの』も二手に分かれており、僕もそれで多少負担が減るのなら、とか軽く考えていたのです。ところが、この日現れたも…

さあ出番ですよ

今月末に公演を控えた危婦人の打ち合わせに向かう。 僕自身そう望んでたり望んでなかったりする微妙な位置で“特殊”小道具のレッテルが着実に貼られつつある昨今ですが、作ります。ネタバレは最小限に抑えたいものの、チラシのあらすじに堂々と書かれているそ…