たかが本されど本だって本これも本

「これは本ではない」 〜ブック・アートの広がり @うらわ美術館 タイトルから薄々感づいていたとおり、入口すぐにルネマグ(リット)の「これはパイプではない」が。しかしその直後に置かれた「『これは本である』というタイトルの本」が僕らの既成概念を一…

配線は延びているか?

FUMICO and TIM (SPOONEYE/ZUZUSHIIMONKEY) Exhibition 『SWITCH』 @池袋B-gallery 西武新宿駅前のガード下に展示されていた奇怪なオブジェに魅せられて以来、どうにも忘れられないでいたZUZUSHIIMONKEYという名前。ちょうど今このタイミングで展示をやって…

イッツアスモールテキスト

豆本フェスタ2 @東京卸商センター3F きっかけは池袋ジュンク堂書店で手にした『くすりのリスク』という一冊の本でした。「かわいさ」と「ユーモア」と「コドモ狂気」を兼ね備えた、握りこぶしの中に隠し持てるほどの小さな本。そこからいろいろ検索に検…

一芸炸裂

Make:Tokyo Meeting 03 @デジタルハリウッド大学・八王子制作スタジオ ワンアイデアは地球を救うかもしれない、と思う。そこには僕の憧れや指針とする行動原理がいっぱい。 学研の科学雑誌ふろく製作者の苦労話を聞く会とか、脈拍を感知して動く心臓型ロボ…

ミニマル爺空間

梅佳代 写真展 「じいちゃんさま」 @原宿リトルモア地下

視点移動の魔術師

センネン画報作者: 今日マチ子出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2008/05/15メディア: 単行本購入: 33人 クリック: 1,530回この商品を含むブログ (129件) を見る 複製原画展というお目当てがあるとはいえ、よそ行きの服を着て自由が丘まで漫画を買いに行った…

アットホームきわまりない

浅井真理子 個展 『食堂のなかで録音係と犬の調教師が向かい合って珈琲を飲んでいるのがみえた』 @目白ブックギャラリー・ポポタム 気になるタイトルに引き寄せられるままに、浅井真理子氏についてロクに知りもしないままに行ってみると、お客は僕ひとり。…

ヤン・シュヴァンクマイエル展を見るために、はるか逗子まで遠征してきました。入場料1000円、往復交通費2000円の理不尽に耐えながら。 僕にとってシュヴァンクマイエルとは『食べ物をまずそうに撮らせたら世界一の映像作家』です。入り口すぐに展示された猿…

「樹脂で色々固めてみました」展

東急ハンズ渋谷店の素材売り場にて。 ロープ、Tシャツ、紙袋、英字新聞、分厚い書物など、ありとあらゆるものが樹脂によってカチカチに固められている、ただそれだけの展示コーナー。Tシャツなんか内側に電球仕込んで間接照明みたいにしてあるもんだから、…

Nurseglove展

鉄を加工して何でも作ってしまう「なんでも作るよ。」*1というホームページを見て、気になったので個展を見に行ってみる。 kurata kogoro 2005 Exibition 「Nurseglove」 @水道橋Gallery Monkeyfarm この人がすごいのは全然アートぶった小難しいところがな…